Webディレクター進化論 - キャリアアップの情報メディア

Webディレクターの転職・キャリアアップを支援する情報メディア、Webディレクター進化論は株式会社イノセンティブが運営しています。

進化論ブログ

誰しも迷うディレクターのキャリア。闇だった方向性が見えてくるこの方法。

2016/09/30

Pocket

nursing-careers

みなさん、こんにちは。助田です。

株式会社イノセンティブとしては、ディレクターのみなさんのキャリアアップにお役立てできるよう、今後も精進していきたいと思っています。

今日はディレクターのキャリアを整理する方法を伝えます。

僕は本業で、ディレクターを中心に「転職したい!」、「キャリアアップしたい!」という方々のご相談に乗っています。

そして、今も昔もディレクターの方々は自分のキャリアに悩み続けています。

最近は、より正確に求職者の方々を知るために、レジュメや口頭でのコミュニケーションに加えて、とあるフォーマットを使っているんです。

弊社では10年後のキャリアを想像して、方向性を決めた上で、どの方向にどんなキャリアやスキルを積んでいくのか。

という考え方を大事にしていますが、自分の先々なキャリアの想像、ひいては10年後の世界、なんてなかなか具体的に想像できまへんわ、って当然だと思います。

最大のポイントは仮置きです。あとで変更しても全然いいので、いったんの方向性を置いてみることなのです。

そこで、我らがフォーマットを面接の際に記載いただいて、いったんの方向性を想像してみて、書き出してみて、形にしていただくことで、体感85%以上の人が、「なんか見えた気がします!」つって、結果喜んで頂けているわけです。

転職せずとも、3ヶ月毎に見直してみると、変化する部分、しない部分があって、変化点は「なぜ変化したのか」の理由を思い返せると、自分自身の進化がより具体的になってくることうけあいです。

事前に伝えますが、知っておくべきポイントはこの4つです。

・マッチングのポイントを知る。
・定性的なスキルを知り、本質を知る。
・ディレクション領域の今と今後を知る。
・ビジネスドメインの今と今後を知る。

そこで、そのフォーマットを公開して、簡単に解説していきたいと思います。

マッチングは、企業が求めること、自分ができること、したいことの重なり也。

スライド2

転職が成立することを、よくマッチングするとか言われますが、基本的には上記3つの「合致」が必要になってきます。

僕が経験してきた相談者の方で、闇が一番多いパターンは、どれかわかりますか?

正解は企業の求めること、ひいては希望企業がどうやって稼いでいるかもわかっていない方々。ぼんやりの方含めて、全体で60%以上なのは確実です。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。」です。まずは「彼を知る」が大事。

そして最大の難関である、自分がやりたいことがわかっていない方が次ぎます。「404 自分の将来が見つかりません。」のパターン。

ただ、自分脳だけでは悩ましいので、自分の年齢+10年前後な年齢の方に直接話を聞く、というのも有効な手段かと思います。

で、転職、キャリアアップで一番肝となるのが「実績」。もう、これに尽きます。

みなさん自分のできること、やってきたことは当然把握しているんですが、せっかくの実績を奥にしまっちゃっている方が多いので、引き出しから出してあげるケースが多いです。

企業の求めること。ですが、弊社のような人材エージェントは必ず知っている情報ですので、僕らみたいなのをうまく利用すればいいし、ここで10年後を意識してもらうんすけど、自分のやりたいこともざっと書き出して、カテゴライズとかすると割りとすっきりしてくるので、3行くらいづつさらっと記載してもらっている訳です。

定性的な自分のスキルを改考。その理由に本質が隠れていること山の如し。

スライド3

次に自身が持っていると思われるスキルの洗い出しです。

スキルはあくまで手段ですので、必ず目的が必要ですよね。

例えば、会計士になりたいから、会計の勉強し、会計の実務を積み重ね、公認会計士の資格を得る。シンプルです。※なった後どうしたいかが一番大事ではありますが。

勉強会などに来ているディレクターの中には手段ありきで、目的が曖昧なまま、目の前のスキル、実績を積み重ねようとしているパターンの方々も多々見受けられます。コレもったいないです。

弊社のフォーマットはどちらかと言うと、自分に向きあうための定性的なスキル確認シートで、今、自分が持っていると思われるスキル、10年後を見越して、今後必要となるスキルは何かを直感的にピックアップしてもらってます。

その後、理由を聞くと、その人がなんのために、なぜそのスキルを必要としてて、これから必要とするのか、という目的と本質的な理由が炙りだされます。

で、面談では目的に対しての手段という方向性に微調整を行っています。

幅広いディレクション領域だからこそ、今から今後へのルートを見出すチャンス。

スライド4

次にディレクションの領域のシートです。

みなさん、ご存知の通り、ディレクションって職務が幅広い領域になってしまっている現実がもあり、まあ細分化すればもっとあると思うんですが、自分が今どの領域のディレクションを行っていて、次にどの領域のディレクションができるようになりたいのか、の方向性付が目的です。

もちろん同じ領域を突き詰めるというのも選択肢の一つとしてありますよね。

小さいプロジェクトですと比較的全部やってます、って人も多いかと思いますが、基本的に自分の強みとする部分、一番パフォーマンスする領域を軸において、キャリアを伸ばしていくか、深堀りしていくのか、という点を確認します。

周辺の企業ニーズ感ですと、戦略設計の上流、IA(情報設計)、マーケティング(解析、PDCA)の部分が最もニーズが高く、また報酬もそれなりに大きい印象です。

活躍するための環境をビジネスドメインで俯瞰視すると方向が見えてくる。

スライド5

そして最後は活躍する環境、転職だと、企業における担当事業の領域になります。

ここではビジネス、プロジェクト規模の大小とBtoB、BtoCというマトリックスにしています。

一般的なBtoBのキャリアアップとしては、大きい会社は大きなプロジェクトを回している事が多いので、プロジェクト、会社の規模感を大きくしていくことが良いと思います。

BtoCに関しては、右上の領域はスタートアップと呼ばれるところが多いのですが、サービスの規模とともに会社の規模感を大きくしていく。ということをお話しています。

ディレクターは基本、ずっとやっていく職務ではなく、その先がある前提の進化の過程だと、僕は常々思っていまして、左下の突き抜け先はコンサルタントやPM、起業だったり、フリーだったりという独立の道を進む方が多い印象であります。

逆に右下は会社規模とともに安定してくるので、マネジメント、プロデューサーというキャリアパスがあります。ライフワークバランスを重視する生活を望まれる方は、比較的働きやすい環境なのではないかと思います。

シートは共有します。ご相談はいつでもGARAGEにてー(´ー`)y-~~

ということで、普段の転職相談ではこのように進めていますし、もうちょっと深掘った講義含めたワークも、ストアカで行っています。

・自分のキャリアを棚卸!Web業界で活躍するキャリア講座&ワークA 【Web業界3年以上の方向け】
・自分のキャリアを棚卸!Web業界で活躍するキャリア講座&ワークB 【Web業界3年以下の方向け】

※講義内容、ワークも若干異なってますので、両方受けて頂いてもウェルカムです!

今日ご紹介したフォーマットですが、パワポ版のリンクを貼っておきますので、ぜひ一度、使ってみて棚卸ししてみてください。

なかなか光が当たらず、闇中で悩みがちな自分のキャリアに関して、一筋の光になることを祈って。

投稿者プロフィール

助田 正樹
株式会社イノセンティブ 取締役 :一般社団法人 日本ディレクション協会 理事
東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。(参照:実績)2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

-進化論ブログ

Return to Top ▲Return to Top ▲