Unity×WebGLで表現が進化する。広がるWebの未来について語り合おう。
2016/10/26
Webの世界は日進月歩
HTMLがジュネーブで生まれてから約25年経ちました。
今まで、Webの世界ではたくさんの変化がありました。
そもそも最初はごく一部の人にしか使うことが出来なかったWebですが、今では誰もがPCを持ちインターネット接続できます。
そしてPCだけでなく、スマートフォンで持ち運べるようにさえなりました。
タブレットの普及により、Webのその表現も大きく変わってきました。
この画像が何かわかるでしょうか?世界初のWebサイトです。
ご覧の通り、文字だけで構成されています。
CSSどころかそもそもスタイル指定もされていません。
もちろん画像も動画もありません。
すでにそこまできた未来
2014年10月28日、HTML5がついに勧告(HTML5勧告–オープン・ウェブ・プラットフォームの重要なマイルストーンを達成)されました。
今までと何かが大きく変わるわけではありませんが、HTML5が安定したとW3Cが判断したことになります。
今までより一層HTML5から含まれた機能を利用した開発が活発化することは間違いありません。
実際HTML5が扱えるエンジニアも、その求人も増えてきています。
そんなHTML5は、以前のHTML4から比べたくさんの新機能が追加されています。
これにより今までできなかった表現が可能になっています。
例えばこのサイトのようにブラウザ上で水の3Dシュミレーションも可能になりました。
他にもこちらのサイトにたくさんのデモがありますので、是非ごらんになってください。
このブラウザ上で3Dを扱うことを可能にしている技術をWebGLと言います。
このWebGLでWeb上の表現の幅がこれから広がっていくことは明白です。
今まではPCのブラウザに拡張機能を入れることでしか出来なかった表現も、もはやデバイスを選びません。
しかしこのような3Dを作成することは今まで高度な技術・ハード・ソフトウェアが必要でした。
そのため気軽につくったり、3D制作が本業ではない人には敷居が高くむずかしかったです。
Unityが登場するまでは。
Unityとは
UnityとはWindowsとOS X上で動作する統合型のゲーム開発環境です。
現在iOS、Android、Windows、OS X、Linux、ウェブブラウザ、Flash、PlayStation 3、Xbox 360、Wii U向けの開発に対応しています。
このようにパソコンからスマホ、コンシューマーゲーム機までこのUnity一つで開発することができます。
そして何よりUnityの凄さは誰でも気軽に使えることです。
このUnityは無料版もあり、それが普通のWindowsやMacで動かせるのです。
無料版といってもたくさんの機能が制限されているということもなく、普通に開発するには十二分なものです。
Unityはゲーム・3D開発を誰でもできるようにするということを成し遂げてしまったのです。
先ほどはUnityはゲーム開発環境と書いたのですが、今ではゲームのみならず建築、医療、自動車、教育など様々な分野で活用されるようになってきました。
そしてこれからはWebの世界でもより使わうになるでしょう。なぜなら・・・
Unity5の発表
2014年3月19日にUnity5のリリースが発表され、予約受付をはじめました。
まだリリース日は決まっていませんが、もうすぐと言われています。
そしてこのUnity5でもちろんたくさんのアップデートが行われるのですが、その中で最も重要な機能の1つがWebGL出力機能です。
これでUnityで開発したものをWebブラウザで表示することができるようになり、ブラウザで表示する3Dやゲームの開発がとても安価に気軽にできるようになりました。
今後Web上の表現として3Dが積極的に使われるようになっていくでしょう。
だから次のWebの未来を語り合おう
UnityとWebGLによってWebの表現が大きく変化していきます。
最初のWebサイトには文章しかなかったように、また表現が増え、変わっていくでしょう。
しかし、これからのWebをつくっていくのは僕達です。
UnityやWebGLをどのように使っていくかは僕達が考えなきゃいけません。
だから語り合う場をつくりました。
しかもUnityをつくってる会社の人を呼んで。
UnityやWebGL、そしてVRなどの話をしていただきます
そしてみんなでWebの未来について語り合いましょう。
テーマはUnity×WebGL。伊藤さんのセミナーを聞いて交流会で語り合おう。
Unityはゲームを開発する目的に利用されるのが一般的になってきていますが、最近では建築、医療、広告、教育といった様々な産業で使われ始めています。
Web開発に関しても同様で、Unityを使った豊かな表現が次第に浸透しつつあります。
Unity5から導入されるWebGL出力機能を使えば、さらに3Dを使ったリッチな表現が可能になります。
今回の内容はそのWebGLを使ったWeb開発のご紹介と、昨今Oculus Riftに代表されるVR(バーチャルリアリティ)にもスポットを当てて、お話しさせて頂ければと思います。
対象:Unity×WebGLの未来を知りたい人全員。
日時:12月11日(木) 20時より
スケジュール:
・開場:19:45
・セミナー:20:00-21:00(60分)
・ミートアップ:21:00-23:00(120分)
※終了時間は最長23時とさせて頂きます。
場所:GARAGE AKIHABARA 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-6-5 木所ビル 3階
費用:無料
参加:Facebookイベントページで参加ください!
講師プロフィール
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社
エバンジェリスト
伊藤 周さん
株式会社セガでアーケードゲーム「頭文字D」「ガンダムカードビルダー」やモバイルゲーム「三国志コンクエスト」を開発。その後Unity Technologies Japan合同会社に転職し、Unityエバンジェリストとして今に至る。最近はOculus Riftに執心中で、立体機動ゲーム「Titan」や世界初実写VRゲーム「Hiyoshi Jump」を開発。
投稿者プロフィール
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株式会社イノセンティブ GARAGEシェアデスク担当:日本ディレクション協会
Webディレクターやフリーランスの支援のお手伝いをしています。
あとはWordPressをいじってます。
普段ワンカレというWebディレクター向け勉強会の運営をしています。
WebGLの可能性に胸をときめかせている大学4年生。広島にて1993年2月に生まれる。
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