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Webディレクターが考えるべし次ステップ。仕事をこなす思考から創る思考へ。

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こんにちは。助田です。

今期もWeb業界のキャリアを考えて活躍できる人を増やすべく、GARAGEをフル活用した施策をいくつか考えていまして。

今日は「Webディレクターが考えるべし次ステップ」とか偉そうなタイトルにつけちゃってますが、過去に500名を超えてきた求職者との面談結果を基にしたデータを、キャリア404のみなさまに有益な情報になるよう懸命にまとめてみます。

今後、キャリアを考えてて悩んでいる人に対して、「あ、それ、こなす思考になっちゃってません?」とか、バリ言いそう。

クライアントワークに見る「こなすが目的」の罠。

Web業界でキャリアを考える際に、どうしても次のステップへ行きたい、行けない、行きにくい、泥にまみれたマドルスルーの過程状態。よくあります。特にクライアントワーク側のディレクターは、その比率が多めです。

その解決の糸口として、「仕事を創り出すこと」への思考転換が一つ考えられそうです。

そもそも仕事って簡単に考えると、以下の2つに集約されると思います。

1)仕事を創る。
2)仕事をこなす。

Webディレクター、特に制作会社、開発会社などのクライアントワーク(B向け)だと、明確にお客さんがいて、明確なる納期もあるし、納品しないとお金がはいってこないので、仕事をこなす、ことが目的になってしまいがちです。

てかあながち間違っていない、っていうか、その思考はプロジェクトの関係各位にとって、誰にとっても正解なのかもしれません。

例に漏れず、転職相談上でも「仕事をこなす」ことを得意ですよ、とする方も大勢います。

・納品までのクオリティとスピードに自信あります。
・プロジェクトの予算内で粗利を最大化するのが得意です。
・ナショクラ含めて、過去にこれだけのプロジェクトを経験してきました。

確かに仕事をこなしてきた経験はとても大事ですよね。でも逆にこれだけの仕事創ってきました、って人、あんまりいないかも。

こなしてきた熟練の人たちは、常に悩んでいる。年を追うごとに不安が迫ってくる。みんなそう言う。

特にWebディレクターの仕事は、責任範疇が広く地続きなシームレス、ゴミ屋敷の掃除ばりに雑多なカオス&ダークネス、やればやるだけ限りなしのエンドレス、など、やいやいDISったらキリがない側面もありますので、日々チャットワークやら、Backlogやら、Slackやらに溢れる、溢れ出すタスクをこなすことが仕事になってしまうことは多いかと思います。

幅広くWeb業界を見渡すと、こなす一流を目指しても全然いいんですが、特に年齢を重ねてくると、こなす力は日々衰え、自分よりも質量共にこなせる若手が脅威になって、いずれ追随されて、追い抜かれていきます。なので、どうすべきか迷う。

コンシューマ向け(C向け)の事業会社では、与えられた無茶振りの数値(世の中的にはKPIという)を期間内に達成するための施策を打って打って撃ちまくり、検証しまくって、そのバーを超えていかなければいけません。で、超え続けなければいけません。

そのために、こなしてるだけじゃ仕事が広がらないどころか、シュリンクしてしまってキャリアが全然ポップにアップしていかないー、なりにくいー、なんてワンシーンが必ず出てきます。

では「仕事を創る」ってどんなことが言えるのでしょうか?

自分でこなすを前提に創るを決めないってこと。

では仕事を創るとはなんぞや。に迫ってみましょう。

・コンペで勝って新しい仕事を取ってくる。(つまり営業か。)
・クライアントのKPIを担いで貢献。更に新しい施策を提案実施する。
・新しいサービスを立ち上げて所属企業のKPI、収益に貢献する。

さらっと書いてみると、全部に「新しい」ってワードが入ってきました。言い換えると「今までやったことない」。

そして、さらっと図に書いてみたら、結局、目的思考か否かという点に尽きてしまいそうな雰囲気になっちゃいましたね。

僕自身も、この「こなす思考」が足を引っ張ること、たまにあるんですね。

やっぱ現実的(自分が動ける範疇+αくらい)に考えてさー、月にX社くらいアポイント取るようにしようよー。(って、目標達成的にはぜんぜん足りねー。)

これプロジェクトに責任を持つ立場の人はやっちゃダメパターン。やっちゃダメスタイル。

目的にヒットする手段を見失わせ、施策のサイズを小さくしてしまい、大きな結果が望みにくくなる原因の一つになっている邪悪なものなんだろうなあ、と。

完全に自分のペースで、自分のサイズで仕事をしてしまっている症候群ですね。つーか、こういうのって日常に結構点在しますね。

上記でも問題なく仕事をこなすことは、できたりするんですが、こと成長を鑑みるとすると、自分ペース、自分サイズは難なく超えていかねばなりませんし、そもそも目標に足りてないなら、無理してでも自分ペース、自分サイズを拡張していく必要性が出てきます。

ここも考えが逆算したほうがいい分類のシーンになりますよね。

目的に応じたペース、サイズを定義した上で、どんな期間で、どんなリソースで、どんな具合に完遂するのか。

僕の知りうる範疇では、一定以上の条件、ポジションを満たしているディレクター職の方は、この考え方の転換がされている人がほとんどです。

仮にキャリアの目的は明確にない人でも、まず目的やニーズを把握して、最適な手段にサイズを合わせる。その中でパフォーマンスできる役割、ポジションを把握できるか、自分だけでどのくらいできるか、あとはどうするか、考えて実践する。を繰り返す。

この一線を超えられるかどうかがB向け、C向けだろうと、ベンチャー、大手だろうと、共通して必要になるべく一線な気がしてきましたね。

てことで、まとめ。

記事をシェア頂くみなさんにはよく「Webディレクターに限らずとも」な、コメントを頂くわけでして、本件も改めてWebディレクターに限らずの内容かもしれませんが、Webディレクターの皆様には、主体的にプロジェクトをリーディングしていく立場として、クライアントやユーザーの想像を遥かに超えていくような作品を、この世に数多く排出し続けてもらいたいわけなんです。

もう愛ですね。ディレクター愛。

現実は創りながらこなして、こなして、こなしまくって、また創って、の繰り返しなんでしょうけど、結果がついてくる人には担当プロジェクトや、組織がどんどんでかくなっていく。気付いたら、後ろにはこんなに人いたね、ってなる絶対。

その際には、仕事をこなす、創る思考の一線に気づき、狭くなりがちは視野だなー、と意識的に広げまくって、試しまくる機会を自ら増やしていくことが、キャリアにとっては大事なポイントなのではという結果になりました。

・Web業界で活躍するには、仕事をこなす思考に加えて創る思考を持つべし。
・なぜなら、こなす思考はどうしても自分こなす前提になってしまうため、発想も結果も小さくまとめがち。
・故に結果も出ず、自分のペース、自分のサイズで仕事をしてしまいがち。成長鈍化。環境降下。
・創る思考は目的からブレイクダウンするため、目的に沿った手段(自分を含めた)を検討しやすい。
・自分のペース、自分のサイズを拡張しながら、結果、成功体験を得やすいサイクルになるのでは?(仮説)

つまり

助田
でっかく生きようぜ! オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦ってることだろう。

ってことでしょうか。

 

ということで、今月も元気に突っ走りましょう(´ー`)y-~~

投稿者プロフィール

助田 正樹
株式会社イノセンティブ 取締役 :一般社団法人 日本ディレクション協会 理事
東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。(参照:実績)2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

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