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Webディレクター中心のキャリア支援で把握した「転職を検討するきっかけ」

2018/06/07

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こんにちは。助田です。

今日はWebディレクター中心のキャリア支援で把握した「転職を検討するきっかけ」をまとめてみます。

転職ってパワーも時間も使うし、新天地では今まで慣れていた環境や、人間関係も0リセット。

今以上に大変なこともあるかもしれないリスクも当然あります。

それらを乗り越えて、自分のなりたい状態に近づくために、新たな環境を選択することには、シビアな現実があります。

そのきっかけとなる事実は実際にどんなものがあるでしょうか。

Webディレクター中心のキャリア支援で把握した「転職を検討するきっかけ」
・現職企業の環境が変わった。
・上司との関係値が良くない。
・日々忙しすぎる。
・の割に給料が低い。
・同じことばっかりやっててスキルアップしない。
・今のままだと将来やりたいことが見えない。

現職企業の環境が変わった。

これはなにげに多い理由の一つです。

・現職の売上が下がりっぱなしで、人がどんどん辞めていく。
・親会社が変わった、統合した、全然違うカルチャーになってしまった。
・目標だった上司、相棒だった同僚が突然辞めてしまった。
・全社的に仕事のやり方が変わって、炎上だらけ。もうついていけない。

などなど。

特に売上が下がって、給料が下がって、人が減って、振られる仕事と不満が増えて、という負のスパイラルに陥る、残っているもん負けという悲惨な環境下の方も。

環境変化はときに突発的で、自分ではコントロールしにくい範疇が多いため、対策が難しい事が多いですが、そもそも状況はイレギュラーに変わるもんだと割り切っちゃって、心のコントロールをしておくと良いと思います。

※僕の場合は、なかったらラッキー、イレギュラー発生前提じゃんマインド、仕事での感情をなるべく「無」にする術を身につける。これで乗り切っています。

上司との関係値が良くない。

上司への不満、ディスもよく伺います。僕がパンチライン受けたら、アンサー返すこともなく、クリティカルで敗北しそう。

部下がいらっしゃる上司の方。耳が痛い。キンキンする。

・上司がクx。(人間的に)
・上司がポxコツ。(スキル、実績的に)
・上司がオワxン。(時代的に)

わかりやすくどストレートな言葉にモザイクしてみましたが、言いたいことはつまりそういうこと。

普段、涼しい顔をしている部下の胸のうちに秘めている辛辣なる言葉たちを目撃。まさにちょっとしたホラー。

じゃあさ、逆に良い上司ってどんなもんよー?って聞いてみたりすると、それって良いってか、都合の良い上司じゃね・・?

まさに青い鳥状態なことが多めではありますが、いずれにせよ、上司に不満を持って、もうこの会社辞めよう・・、ってのも比較的ケースとして多い動機なのが現実のようです。

でもさ、仮に他部署や他社で、「良い上司」とされる部下の椅子に運良く座れたとしても、「良い上司」とされる人から、良い部下と思われない可能性もあるし、あなたにとっての「良い上司」ではないかもしれませんよ。

全ては関係値の問題。僕はそう思います。

受け身マインドで良いー悪いー、ではなく、会社も上司もどうやって使っていくか、うおー斜め上から来ちゃいましたねー、的な大胆かつ、主体的なマインドがあると吉ですね。

忙しすぎる。

平日は深夜まで全然帰れま10。そういえば丸一日休んだ休日はもはや良い思い出。連勤中が数えで15。

ディレクション業務の場合は特に、コミュニケーション、調整、および周辺業務に忙殺されるケースがほとんど。

最悪にコミュニケーションがこじれて、大変な目にあっている人の話をよく聞きます。

・クライアントとのやりとり情報量MAX、全部のせ、満腹、膨満感。
・会議で合意形成取るための資料作成、その粒度、枚数がはんぱない。なにこれ広辞苑?
・外部に発注するための、指示書作成がぜんぜん終わらねえ。

無理なもんは無理と伝えることも大事なんですが、どうしても終わりが見えない作業があるのもやっかいなところ。

でも残業する人って、どこに行っても残業しちゃう人、多いんすよね。。

作業系が終わらないケースとして、テンプレ化することで、その作業量を圧縮していくことをお勧めします。

仕事が早い人の多くは、業務を構造化しテンプレ化している事が多いですし、ブログ記事もそうですが、パワポの提案資料なども、毎回0から作るのはとても大変。できる範疇でテンプレ化してっちゃいましょう。

の割に給料が低い。

業務量の割に、給料低い問題。我の時給低くね?問題。これは、最も多い転職きっかけなのかもしれませんが、逆に給料が上がる根拠を作るにはどうすればいいのかを考えたいところ。

・深夜までめっちゃ残業してるのに・・。
・休日もガンガン出てるのに・・。
・肩書ついて責任も広がったのに・・。

死に物狂いで働き続けると、「めっちゃ働いてる=めっちゃ時間を使っている」にもかかわらず、ぜんぜん給料に反映しない。という蜃気楼が見えがちですよね。

納期厳守が最優先となって、例えば作業工数が増えると、プロジェクト収支が悪くなるという根本を瞬間的に忘れがちになるため、やはりプロジェクトを管理する第三者の立場の視点がほしいところ。

プロジェクト収支=粗利で、ビジネスとして粗利を多く残したディレクターが優秀、給料が上がる、という状況なのであれば、クライアント、ユーザーへのバリューを作り出す一方で、いかにして自分ががむしゃらに時間を使うでなく、一旦立ち止まって、粗利をより残せる手段を模索したいものです。

一方で、同じ会社にいて、数年のうちに給料が2倍になるとか、例外を除いてレアすぎるケースだと思われるので、転職、または正社員にこだわらず常駐型の業務委託なども検討できれば、飛躍的に手取り額が上がる選択肢はぜんぜんあります。

同じことばっかりやっててスキルアップしない。

キャリアを棚卸しして、はっ、って気づく方も多いのがこの理由。

数年前に転職してから、同じような案件ばっかりやってて、そういえば、全然新しいことにチャレンジできていない問題です。

・制作ディレクションばっかりやってる。サイトの成長を見たいのでマーケやりたい。
・AIとか、Iotとか、ブロックチェーンとか勉強会で情報収集してるけど、案件がない。
・会社から振られるのは、小さめの案件ばっかり。規模が大きめの案件をやりたい。

そもそも制作しか請け負っていない会社がマーケの案件を受注することは少し考えにくいのもあり、確かにこの問題は環境を変えないと解決しにくい問題かもしれません。

が、ある程度、提案幅に自由度があって、クライアントとの一定関係値があれば、提案余地は生まれると思いますし、制作会社だけど、この課題に対しては、こんなツール使ってやってみません?て、できるはずですよね。

文章にすると、ちょっと乱暴ですが、きちんとケツをふけるのであれば、所属会社のルールから多少はみだしても、クライアント、ユーザーのためになることは、提案しても良い気がするんですよね。

それが伝説化し、武勇伝となっている偉い人たち、結構いますよ。

今のままだと将来やりたいことが見えない。

これはキャリア相談あるある上位ランクですかね。

僕の講座でもそうなんですが、みなさん、やりたいこと=手段にしてしまうケースがまだまだまだまだ多いです。

・デザイナーだけどWebディレクターになりたい!(何のために?)
・近い将来、海外で働きたい!(何のために?)
・Webサービス作って、リリースしたい!(何のために?)

何度もの繰り返し事項で恐縮ですが、キャリアを考え方として、「何ができるの?」、「例えばこんなニーズに対応できるの?」、「そもそも何がしたいの?」って3つのバランスをきちんと説明できる状態にしておく、を基本としているわけですね。

あくまで僕らの文脈でお話をすると、理想の状態に近づくには、講座に出ていただいて、キャリアフォーマットに情報を記載して、棚卸しをした。だけでは全然足りません。

その後、キャリアフォーマットの情報アップデートを繰り返すことで、あぶり出された言葉をもってして、表現し続ける必要があります。

少なくとも、その過程を繰り返しているうちに、将来やりたいことがだんだん、もしくはある日突然、明確に見えて、チャンスが訪れます。女神の前髪が見えたら、迷わずぐいっと掴んでやりましょう。

まだな人は今すぐに。Web業界で活躍するキャリア講座&ワーク。

ということで、本日は「Webディレクター中心のキャリア支援で把握した「転職を検討するきっかけ」ということで、過去の莫大なる情報をベースに書き散らしてみました。

転職を検討するきっかけが自分の環境にあるとすれば、新しいことにチャレンジできるチャンスとも言えることがあるため、そもそも転職すべきなんだろうか、も含めて、講座に参加して、再度、考えるきっかけを掴みませんか?

特に、来たるべくオリンピックまでの超絶人不足なこの時期において、30歳、40歳という、働き盛りで、わかりやすいターゲット年齢を意識する年代の方は、今のうちにキャリアの棚卸しをはじめておかないと、のちのち苦労しますので、この機会にぜひご参加下さい(´ー`)y-~~


https://peatix.com/group/68986/view


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最後まで本ポストをご覧頂いたお礼にPeatix無料招待コードお送りします。2,000円が0円になります。

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投稿者プロフィール

助田 正樹
SPEC代表
株式会社イノセンティブ 取締役
一般社団法人 日本ディレクション協会 理事

東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

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