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ディレ協コラボPJ 進化論ブログ

現役ディレクターが悩める20代後半に向けた、実体験あふれる講座&ワークレポ。

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こんにちは。助田です。

ついに期が変わりましたね。2012年に営業開始した株式会社イノセンティブも無事7期目に入りました。

さて、期初月初で静まり返っていた先週金曜日のGARAGE AKBにて行われた講座、「現役から学ぶWeb業界キャリアの目標をデザインする講座&ワーク」のレポートをお送りします。

GARAGE AGENT(社会人)で「キャリア」に関する講座の講師としてお願いさせていただきました方々が、延べ20名程いらっしゃいますが、中でも貴重な女性、かつ現役ディレクターの登場。

現役女性Webディレクターによる、散々悩み散らした「20代後半」を脱した独自のキャリア、目標設計方法を教えます。

ということで、今回講義を行っていただいたのは、最近ディレ協宴会部でも大活躍中の「ねーやん」こと、中井美緒先生。

現在は、株式会社チーム・ファクトリーに所属し、Webディレクターとして、毎日スニーカーとスキルを磨いておられます。

現場の第一線の方が講義をすることを重要視するのが、GARAGE AGENT(社会人)です( ・`ω・´)キリッ

生粋の宴会スピリッツ。中井美緒。じこしょうかい。

中井先生は、デザイナーからディレクターと言う、GARAGEでお会いするディレクターでおそらく一番多いパターンのキャリア。

主食はビール、趣味はコスプレ。なるほど。エッジが効いてて、いいですね。出だしから最高です。

次のスライド、自己紹介詳細ページは、参加者の方が「えーーーっ」と声を上げるくらい、更にエッジが効いた衝撃写真のお・も・て・な・し(懐)がございました。

ちなみに「※この日程は、講師も参加者も【軽めにお酒飲みながら】の講座となります。」です。

乾杯して始まる講座。講座主催して数年経つけど、なにこれ超・新鮮。

講義当日の中井先生は、お仕事の関係で珍しくのスーツ姿。てか、はじめましてのスーツ姿。会場入りした時、5分位気が付かなかった現実。

スーツをコスプレと称し、「自称オタクですからー(笑)」この時点でワクワクしますよね。

さて、肝心なコンテンツに参りましょう。

実体験として悩みに悩んだ「20代後半-30歳前後」暗黒時代。

ご自身が「空白の5年間」と称す後に語られた、中井先生の「20代後半-30歳前後」暗黒時代。

当時デザイナーだった中井先生が30歳前後に抱えた不安。そして悩み。ストロングゼロを飲んでもぼやけない漠然とした不安を表す活字たち

先が見えない悩んでいた時期の「なぜ」は、彼女が次の何者かになるバージョンアップ、つまりキャリアチェンジの時期だったのですね。

そんな暗黒時代を乗り越えた今でも、「自称・承認欲求の塊」ということで、素直に「認められたい!」いいですね。

中井先生でなくても、「20代後半-30歳前後」の時期を悩み、悩み続ける方、いっぱい見てきました。

では、乗り越えた背景にあった行動とはなんだったのでしょう。

「制限つけて」とにかく書き出してみよう。

当時もがきにもがいて、やってみたと言う2つの施策。まずは欲望を書きまくる。100も。直訳するとワンハンドレッド。

この100って制限が絶妙にいいですよね。いくらでもってなると、なかなか筆が進まない。(無論、100でもなかなか進まないと思いますが。)

さらにもうひと押し、なりたい状態の「青写真」をイラストで具体的に書いてみる。

イラスト描けって、心理ハードルたけえっすよ、って貴重なアンケートも頂きましたが、絵にするってなかなか難しい。普段使わない脳の部分を使うみたいで、頭蓋骨内がもぞっとする感じ。

そこから目標をイメージする。書き出して明示化してみる。で、誰かに対して言葉にしてみる。

感情が邪魔して言葉にできなかったとしても、書き出すことで語るしかなくなる。それが伝播して、誰かに伝わり次のステージに自分が広がる。

僕もコワーキングやりたかった時に、ひたすらブログで書きまくって、だせえ言葉で発しまくった過去を思い出しました。

発すれば誰かが拾ってくれるんです。

つまるところ「これでいいじゃん」の目標。

目標をイメージする。書き出して明示化してみる。で、言葉にしてみると、純度の高い欲が出てくる。

中井先生の場合は、「お金欲しい!」いいですね。直球ど真ん中、ベスト・イズ・シンプルなだけに明確なる目標じゃないですか。

なぜお金欲しいの?どのくらいほしいの?ってのは、講座の中で存分語って頂きました。

そんな欲を掴み取る世界は、Web業界。Web業界ってキャリアを考える上では、カオスなんですよねー。

特殊な環境のWeb業界。なんだよね。

そうそう。Web業界ってやたらと妙な肩書が多い印象。しかも横文字多め。てか、会話のほぼが横文字の羅列。

僕の講座でも「肩書に惑わされてはいけまへんで。」と繰り返し強めにお伝えしております。

しかも、中井先生が選んだWebディレクターとは、いろんな過去を背負った人たちの集合体。ヒップホップで言ったら、「おまえ、なにをレップしてんの?」って話。(ちょっとちがうか)

Webディレクターをやっている人は、少なくともこれだけのタイプがあるよね。と。

Webディレクターのタイプもいろいろあるよね。

たしかにそうです。加えると、最近は新卒でディレクターもたくさん出てきてますし、僕みたいに未経験からとか、知り合いは経営者からディレクターやってる人もいます。

ので、新卒あがり、未経験あがり、経営者あがりタイプもいますよね。その他でくくれそうだけど。

前後のスライドで、中井先生が言う、「私は事業会社よりも、クライアントワークが向いている」理由がしっくり来る根拠がよくわかりました。

Webディレクターとしてキャリアを考える上では、自分がどんなタイプのディレクターなのかを把握することも大事なんやな。なるほどです。

てことで、あなたは何タイプのディレクター?を書き出してみよう。

ということで、とかく幅広いディレクターを自分で表現してみる。HELLO MY NAME IS みたいなやつか。

これディレ協のミートアップとかで、胸に貼ってたら、もっとコミュニケーションできそうな予感。WDMにも提案したい。

僕個人、ガチなWebディレクターから離れて5年以上経ちましたが、自分がどんなタイプのディレクターだったのか、思い出しながら書いてみました。

我ながらイケてない。ディレクター卒業して良かった。そうだ。ディレ協初期のキャッチフレーズは、「デスマーチをなくそう。」だった。

ということで、自分じゃない人にわかりやすく、自分を表現するアウトプットも出来上がったところで、講座&ワークはこれにて終了です。

講座後の一杯は格別だよねー。ってことで再び乾杯。

中井先生は講座後も、語り尽くして乾ききった喉をお口を、キンキンに冷やされたビアで潤されておりました。まさに主食。

(この後、気がついたら、2:30じゃねーか!となっている筋肉質な一夜になるとは、この時は知る由もなく・・。)

そうそう、ディレクションを愛するディレ協のYOUTUBERよねこも応援にかけつけてくれましたよ。

はい。ということで、次回もありますよ。

そんなこんなで4月中に次回もあります。の告知です。

ちなみに次回はお酒を飲まないコースとなっておりますが、改めて目標書き出しで欲として出し、自分のタイプを明示化してみることで、キャリアの悩みをスッキリしてみませんか?

デザイナーからディレクターになりたい人とか、女性のキャリアを考えたい人とか、20代後半でなくても、Webディレクターでなくても、スッキリ終わった後のキンキンなビアで中井先生と乾杯しましょう(´ー`)y-~~

投稿者プロフィール

助田 正樹
SPEC代表
株式会社イノセンティブ 取締役
一般社団法人 日本ディレクション協会 理事

東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

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