Webディレクター進化論 - キャリアアップの情報メディア

Webディレクターの転職・キャリアアップを支援する情報メディア、Webディレクター進化論は株式会社イノセンティブが運営しています。

進化論ブログ

僕がフリーのWebディレクターなら間違いなく「やる」常駐型フリーランス。

Pocket

こんにちは。助田です。

冬ですよね。冬は寒い上に、仮想通貨の暴落のごとくアポ無しで突発する静電気、アレ、いやですね。

来るなら来るでいいっちゃいいんですが、ちゃんと事前に伝えてくれんもんかと、切に思う今日このごろです。

そんな本日は常駐型フリーランスに関して、所感をシンプルにお伝えしようと思います。

常駐型フリーランスってなによ?

本ポスト内で、常駐型フリーランスとは、すっごくかんたんに言うと、「作業場所に常駐をして契約書で定められた内容の業務を行う働き方」のことを指します。

「いつからいつまで、何時から何時、どこに、いくら、で、なにをする。」などは、全て契約書面上で取り交わします。

常駐型の契約に関しては、いろんな角度からの、いろんな意見があると思うんですが、まあ実態としては、Web界隈の企業でも多く珍しくも新しくもない、日常としてありますよね。

Webディレクター×常駐型フリーランス

「常駐型フリーランスって、エンジニアの人はよく聞くけどさ、Webディレクターでの案件もあんの?」

とてもよく聞かれますが、常駐型フリーランスを希望するWebディレクション案件は多々ありますし、実際にその形式で働く人も多々います。

どんな案件があるのかというと、基本、正社員(プロパー)と変わらない形で、プロジェクトを担当、納期までディレクションするパターンがほとんど。

・大手メディア企業で、Webサイト運用のディレクションとか。
・事業会社の新規事業、Webサービスリリースまでの制作ディレクションとか。
・Webコンサルティング企業で、Webプロデューサー職として、企画提案、プレゼンなどのプリセールスとか。

最近は女性が正社員からフリーランスに転向して活躍しているケースも増えてきました。

フリーランスでWebディレクターの場合、常駐案件に加えて、常駐不要の「納品すればいい案件」も同時並行で受けられたりするので、そういう意味ではいいポジションかもしれません。

常駐型フリーランスの懸念点

ネガティブ思考の僕は、まずは懸念点から挙げていくことにしました。

・ある意味、時間を売るので、収入がある程度で頭打ちする。レバが効きにくい。
・ある意味、正社員のときと変わらない働き方じゃないのか?という疑問が定期で襲ってくる。
・入金のタイミングが1ヶ月程あく事が多い、特に稼働初月からの2ヶ月は経済的になかなかしんどい。
・状況次第では、案件と案件の間に空き期間ができてしまう可能性もある。
・個人事業主のため、社保からは外れてしまうので、絶対に無理な人はムリ。
・経費とか、経理とか、確定申告とか、めんどいことが増える。
・ボーナスがない、長期休み=収入減なので、おちおち休みにくい。
・社会的な信頼度が薄れるので、カードとかローンとか限られる。

個人的には、おにぎりたまごうぃんなー スズキユキさんと同じ意見で、フリーランスは一定期間で区切ることも大事だと思っていまして、一定期間後、またしばらく続けるでもいいし、正社員に戻るでもいいし、なんなら法人化する、などその時のニーズで判断すればいいと思うわけです。

常駐型フリーランスのよきこと

僕が今、フリーランスのWebディレクターをやるとしたら、やらなければいけないとしたら、100%常駐型で働きます。100%以上があればそれ%。

・毎月、定期的にお金が入ってくる。(めちゃくちゃデカいメリット)
・手取りは正社員の時よりも増える可能性のほうが大きい。
・契約書次第では残業や、煩わしい責任がある程度コントロールできる可能性がある。
・正社員ではなかなか入れない企業の中で、業務ができる可能性が広がる。
・正社員ではなかなかつけにくい、実績とスキルが短期的に身につく可能性がある。
・年齢や職歴など、正社員ほどシビアではないところが多いので、レジュメ的に不利な人には朗報。

と、ざっと書いただけでも3分要しないほど、さらっといろいろが思い浮かびます。

正社員→フリーランスになるって部分で言うと、収入、労働環境と並び、結果として一番大きいよきことは、自分で事業を行うだけに、収益管理が経験として身につく。正社員では体験できないことの一つです。

PLという名の家計簿があり、収入、キャッシュフロー、経費、利益計算、税金計算、そして帳簿へ、という、事業の縮図がそこにあります。

繰り返しになりますが、全ては契約書面上の取り交わし次第ではありますが、正社員として経験しにくいことも、短期的に経験ができる可能性が大きいので、一定期間の働き方として、その活用余地は多分にあると、個人的には思うわけです。

イノセンティブでは常駐型フリーランスをサポートしてます。

ということで、ざっくりではありますが、常駐型フリーランスへの個人的な所感をざっくり述べてみました。

イノセンティブでは現在、常駐型フリーランス希望の方をがっつりサポートしています。

・契約書面上の取り交わし事項、経理関係もねっこりサポートします。
・業務上の悩みや問題の解決を現場視点でサポートします。
・正社員ではなかなか携わりにくい企業案件をご提案します。

他のエージェントだと、Webの現場を経験していない人がサポートしていることが多いので、この「現場視点」ってのがなかなかできないんですが、イノセンティブはそれができます。が最大の強み。

ポップでライトなご相談からでも構いませんので、ぜひ以下よりお問い合わせ下さい(´ー`)y-~~

投稿者プロフィール

助田 正樹
SPEC代表
株式会社イノセンティブ 取締役
一般社団法人 日本ディレクション協会 理事

東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

-進化論ブログ
-, , ,

Return to Top ▲Return to Top ▲