Webディレクター進化論 - キャリアアップの情報メディア

Webディレクターの転職・キャリアアップを支援する情報メディア、Webディレクター進化論は株式会社イノセンティブが運営しています。

進化論ブログ

しますよ。個人依存。自分に合った人材エージェントを美味しく活用せよ。

2016/04/04

Pocket

Bond

こんにちは。助田です。

今日は表題の件で、自分のキャリアを考える際に、僕らみたいな人材エージェントを美味しく活用する一つの切り口をご紹介します。

求職者の方々は、転職検討時に複数の人材エージェントに登録する人も多めでして、転職相談時に他社人材エージェントの貴重なご意見を伺うケースがあり、今日は貴重な情報としてまとめてみようかと思っています。

求職者の状態により、評価はバラツキあるも、まずは諸々伺った人材エージェントへのざっとした情報からどうぞ。

・大手人材エージェントは案件提案数がめっちゃあった。今バブルですか?
・会社によってスピード感のバラツキがあった。神速あり、亀速あり。
・担当によって経験のバラツキが顕著。明らかなる新人に転職相談はしづらいのだ。
・案件をより好みし過ぎて、断り続けてたら提案されなくなったよ。
・ウィークポイントをズバズバに言われすぎて萎えたわー。
・決めたいのは分かるけど、自宅にまで来る強引なクロージングに萎えたわー。
・担当がディレクター職を全然理解してなく、ノルマありませんって謎の記載に萎えたわー。
・ディレクター職なのに「君の天職エンジニア」つってめっちゃ薦められて萎えたわー。

などなど、全般的に評判自体はネガティブなることが多い模様です。

同じ人材エージェントの立場として、超が付く売り手市場のエンジニア職を勧める気持ちはわかりますが、本当にクライアントニーズ&求職者の未来を見据えての提案なんだか謎極まれりなわけです。

求職者による弊社へのニーズとしては、もちろん大手人材エージェントに登録してる中で、セカンドオピニオンをもらいたい、もあり、Webディレクターとしての転職は専門特化しているので、その辺踏まえて、うまく情報を取り入れたい、とご活用頂く方も多い現状です。

長くなりましたが、人材エージェントの立場として、人材エージェントをうまく活用するいくつかの切り口をまとめます。

準備編:キャリアを棚卸しして修正ポイントを明確にせよ

人材エージェントを利用するにあたって、自身のキャリアを棚卸しして、転職にあたっての方向性を仮でもいいので作っておくことが必須です。

人材エージェントはアドバイスにとどまり、人のキャリア形成まではしてくれませんので、自分でカタチ造る必要があります。

仮でもこれがないと人材エージェントの立場としてサポートに困るので、きちんと準備しておいてください。

まとめ方、考え方は、他社の記事になるのでリンクは避けておきますが、「転職 棚卸し 自己分析」などでググって、どれでもいいので参考にまとめておくと吉。

逆にこれが全くまとまっていない状態では転職しちゃダメな時期なので、すぐに現職を離れちゃダメですよ。

あと転職検討から実施までの期間はおおよそ3ヶ月見ておくと良いかと思うので、ボーナスが貰える月、GW・お盆・年末年始などの大型連休をうまく外してスケジューリングすることが大事になります。時期を間違うとズルズル長引きます。

誰しも迷うディレクターのキャリア。闇だった方向性が見えてくるこの方法。

選択編:人材エージェントの特徴を把握して最適手段を選択せよ

次に人材エージェントを選択するという流れになります。

選択のポイントはキャリア選択の手段として、何が一番最適なのかを見極めること。あくまで手段として考えます。

転職にあたりいろんな会社を知りたい、見てみたいというのであれば、求人提案数が多い大手人材エージェントへの登録は行ったほうがよいです。

逆にピンポイントでこの会社に行きたい!というのがあれば、知人経由、なければ個人応募が一番最適な手段の場合もあります。

例えばの理由は、人気ベンチャー企業だと、人材エージェントとのお付き合いが無縁な場合も珍しくないのと、紹介手数料で採用基準が高くなる場合もあるので、手段選択は大事なポイントです。

でも人材エージェントを使うメリットの一つとして、「第三者視点による情報が収集できる」点がありますよね。

職種・業界が決まっているなら特化型の人材エージェントを利用すると、表には出ない非公開求人や、新しい役職、ポジションに出会える可能性も十分ありえますので。

Webディレクション支援事業のサービス概要:求職者の方向け

担当編:担当が自分に合う、合わないポイントを把握せよ

人材系は、基本的に「人」が介在する商売なので、が故にその評価は当然「人」依存してきます。

そこで、コーディネーターなど、担当者との相性も大事なポイントになってきたりします。

合わないとされるポイントですが、主に【価値観、スピード感、知識・経験量、思考の粒度】なんだそうで、この人と一緒に良い仕事ができるか、って観点で見るといいと思います。

これらの乖離が、コミュニケーションのぎくしゃくを産んで、噛み合わないまま結局案件の提案がなくなってしまうことが多いのも現実なのです。

ことディレクター職では相手に「照準を合わせる」のもスキルの一つとして見てますが、その上でどうしても噛み合わない担当がいれば、基本的に担当チェンジもOKなんだそうです。

※弊社の場合は2名なんで、いずれか合わなかったら率直に言ってください(´ー`)y-~~

ディレクターのキャリアを向上させるためのプロジェクト

案件編:提案が合わない、少ない等の場合は正確に要求を伝達せよ

提案される案件には、人材エージェントの都合に寄るケースもぶっちゃけあります。

最近、お問い合わせ、往訪があった新鮮な求人情報や、クライアントからせっつかれている案件は、結果的に求職者への提案機会が多くなるなど、事実あるものです。

その中でも合わない案件を薦められるケースは明確に担当者へ伝える必要があります。

・自分がやれること、やりたいこと、企業が求めることが噛み合わない。
・そもそものビジネスモデルが希望と異なる。
・会社、プロジェクト規模が希望と異なる。
・担当する領域が希望と異なる。
・ビジョンなど価値観が希望と異なる。

など、異なっている部分を明確にし、なぜ異なるのか、という理由が必要です。

ここでは担当に合わないことを正確に伝える術が大事になってきます。

誰しも迷うディレクターのキャリア。闇だった方向性が見えてくるこの方法。

判断編:最終ジャッジする理由は自分に持ちイレギュラーの想定も含めよ

最終判断を大きく左右する理由を、人材エージェントの情報のみに委ねてはダメです。

最終的には自分。自分なりに情報をきちんと収集して、担当者に相談。

当然、「良い会社100%」なんて存在しないので、良い、悪いを第三者的に意見をもらい、その情報が合っているのか、間違っているのかを自分で判断してください。

希望の環境に近づけるため、どうしても自分では判断がつかないので、担当者に結論を求める気持ちもわかりますが、うまくいかない場合は、その意見に責を問いたくなるのが人間。

でも、他責なんてものは誰も得しないし、誰の幸せも生み出しませんです。

またビジネスはいつ何が起こるかわからないため、ポジティブに思考することに加えて、ネガティブ前提で【業務内容が変わる、雇用条件が変わる、ビジネス環境が変わる】など、イレギュラー系の事象をある程度想定した上で、それでも頑張り続けられるかどうか、という点を注視頂き、覚悟を決めてください。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず。

孫子パイセンのお言葉を借りて、これにて〆させていただきたいと思います。

誰しも迷うディレクターのキャリア。闇だった方向性が見えてくるこの方法。

ということで存分にPRさせていただきました。

ということで、今日は「自分に合った人材エージェントを美味しく活用する」を、ざっと解説させて頂きました。

ポイントごとにPRのリンクも貼らせて頂きました。(あしからず)

人材エージェントの立場として、仕事とのマッチングは出会いです。良い出会い、良い機会の確率を高めるは自分次第です。

ツールとしてインターネットを活用する仕事で、更なる高みを目指したい方!

超・成長環境の案件を引っさげて、がっつり美味しくご活用されます!(してください!)

投稿者プロフィール

助田 正樹
SPEC代表
株式会社イノセンティブ 取締役
一般社団法人 日本ディレクション協会 理事

東京都品川区出身の1976年7月生まれ。桜美林大学経済学部を卒業後、ソニー株式会社にて、シックスシグマというマネジメントツールのR&D、広報などクリエイティブ業務に従事。2005年からインターネットベンチャーでWebディレクターとして数社経験。その後「LINKAGE」という商号でフリーランスとしてWebディレクション業務で活動。コーポレート、リクルート、モバイル、デジタルサイネージ、リアル連動など様々なWebサイト、システムの構築、新規事業プロジェクト企画、立ち上げを経験。2012年6月に株式会社イノセンティブ取締役に就任。GARAGE AKIHABARAを立ち上げる。日本ディレクション協会ファウンダー。メンタルマネージャー資格保有。

-進化論ブログ
-,

Return to Top ▲Return to Top ▲